サイコグラフィック

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サイコグラフィック分析みたいな使い方をします。一言で言うと顧客の心理に基づいてマーケットを分析する手法といえます。これと対になる言葉がデモグラフィックです。こちらは正にその顧客の年齢、性別、住所といった客観的な情報に基づく分析を差します。


さて、最近、サイコグラフィックが世間では注目されています。これは既にマーケットが飽和し、例えば女性が求める女性らしいものや、若者が求める若者らしい物がある程度出尽くした事を意味しているように思えます。客観的な属性に基づくターゲティングが引き出す効果の限界が見えだしたのでしょう。


 そこで企業にはデモグラフィックの上をいく方法が必要になりました。すなわち男性に男性っぽくない物をリーチさせる手法です。例えば携帯電話を例にとると"デザインがいい"、更に"個性的"とか"明るい"くらいまでの嗜好ならアンケート調査等で賄えると思います。が、"朝はさわやかで夜は大人っぽくなるデザイン"とか"エコを感じさせる"とかいう嗜好は、その人の心理に関わる部分なので、アンケート調査ではなかなか把握できない部類のものです(むしろアンケートにこんな選択肢があったら訳がわかりません)。


 これを拾うにはITを使うしかないと思います。そもそもこういった嗜好を拾う方法は、なかなか適当なものがなかったはずです。但し、現在ではテキストマイニングがあります。サイコグラフィックの典型であるヨドバシポイントのようなポイントプログラムで収集する情報に基づく分析では到底、知りえることが出来ない情報に手が届く時代です。



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 一見、サイコグラフィックとデモグラフィックは全然異なるアプローチに見えますが、使い方としては全く水と油ではないです。共存させる事が大事です。デジタルな感じのデモグラフィック分析、アナログな感じがするサイコグラフィック。収集手法は全く真逆で、前者は人が汗をかき懸命に収集するのに対して、後者はITや最新テクノロジーを駆使した分析であるが面白く感じます。



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