いろんな無線LAN
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無線LANについて少し書いて見ます。まずは基本編。
無線LANにはいくつか種類があります。ラジオで行ったらFMとAMがあるようなもので、AMチューナーではFMは聞けず、また逆も然り。無線LANもそれぞれの対応機器でないと使用できません。
現在、もっとも普及している規格はIEEE802.b(以下、.b)という規格とIEEE802.g(以下.g)という規格です。この二つは.gが上位で.g機器であれば.b機器も使用できます。(IEEE(アイトリプルイーと読みます)については後述します。)
使用周波数は互換性もあることから両方とも同じ2.4G帯です。無線チャンネルは全13チャンネル定義されており(.bは14チャネル目も定義)、それぞれ5MHz間隔で22Mhz使うので、5チャンネル以上離さないと干渉します。1チャンを使用している環境に、もうひとつネットワークを増設するには6チャン以降を、更にもう一つ増設したいなら6チャンから5チャンネル離れている11チャン以降を使用する必要があります。
とはいえ、普通の家庭で同じ方式の無線LANをいくつも組むとは思えませんので、できるだけ小さいチャンネルを選択し、問題があれば少しずつ大きくしていけばよいでしょう。(近所が密集しているようなお住まいでしたら最初から人が使わなそうなチャンネルを選ぶのも一つかもしれません)。
また、2.4G帯はISMバンド(Industry Science Medical band)とも呼ばれ、10mW以下であれば免許不要であるため、電子レンジや微弱電波を出力する多くの家庭用電子機器で利用されるため、干渉が起きやすいです。
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次回はIEEE802.aについて、スペックをみてみたいと思います。